重い屋根と軽い屋根の違い |
●地震の際、重い建物ほど大きな力を受けます。
●特に、屋根が重いと建物の倒壊を引き起こす原因となります。
●最近の金属屋根を 1 としますと瓦葺きの重い屋根は 約5倍 の重さになります。
建築基準法施工令による固定荷重(屋根)の比較 | |||||
軽い屋根 | 重い屋根 |
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項 目 | 金 属 屋 根 | 着色石綿板 屋 根 |
厚形石綿板 屋 根 |
瓦葺き屋根 葺土なし |
瓦葺き屋根 葺土あり |
重量 (kg/u) |
20 (軽い) |
35 | 45 | 65 | 100 |
比率 |
1.00 | 1.75 | 2.25 | 3.25 | 5.00 |
安全性 | ![]() |
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・葺材の落下の心配が なく安全です。 ・地震にも葺材は健全で 飛火にも強い。 |
・葺材は壊れないまでも ズレ、落下があります。 ・葺材が破損し、飛火に よる火災の心配があり ます。 |
・瓦の落下による怪我の 危険性が高いです。 ・瓦のズレが起こり、飛火に よる火災の心配があります。 |
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資料はJFE鋼板(株)のホームページより
2007.11.17作成/2008.2.6/2008.13 /2008.2.26修正/2004.4.12/2012.2.2修正